くすりとサプリメントの収納

m.maki

2012年06月02日 10:26

薬やサプリメントの置き場所は決めてありますか。
急なケガや発熱など、いざというときに、すぐに使えないと困るものなのですが・・・


整理収納コンサルティングに伺い、薬の置き場所を見てみると
良く使うものはダイニングテーブルの上をうろうろ・・・
時々使う薬箱は押入れや納戸の隅に追いやられていてさっと取り出せない、なんてことがよくあります。


人によっては薬の使用頻度って低いから、そんなに出しやすい場所じゃなくてもいいかなと思うかもしれませんが、いざというときにすぐに出てこないと困るものです。(めったに使わない消火器なんかもそうですよね!)


毎日飲む常備薬などはダイニングテーブルの上に置き場を作る場合もありますが
それ以外はお家の中のサッと取り出せる場所にまとめて、薬を置く場所を決めてあげられるといいですね。



こちらのお宅では薬を二つの引き出しに分けて収めました。
このお宅の中心で、どの部屋からも近い、洗面所の引き出しです。
擦り傷などの治療をするときも水道が近いし、お薬を飲むのにも便利な場所。



薬が少ししかない場合はいいですが、たくさん常備しておきたい場合は、一つ一つの薬を見つけやすく収めておくことも大切です。引き出しの場合も救急箱に収める場合も、上から見て薬が一目で見渡せるのが理想。重ねず立てて収めます。


薬をさらに分類するなら体の中に入るもの(飲み薬など)と体の外に使うもの(傷薬など)に分けるのが分かりやすいかな、と思います。さらに、体の衛生や清潔を保つための、爪切りとか耳かきとかは特に取り出しやすい位置にするとか・・・



こちらは毎日飲むサプリメントを収納した引き出し


薬とサプリメント、何となく似ている気もしますが
薬は「具合の悪いところを治したり処置するため」
サプリメントは「体の健康を保つための補助食品」
ということで、微妙に用途が違います。


ここも、一緒にしないで別にした方が分かりやすいと思います。


こちらのお宅では家全体の整理収納コンサルティングを続けているのですが
この前届いた新しい家具の組み立てをしていた時の事。
電動ドライバーを使って木ねじを留めていたら、ネジに欠陥があり、指に小さなケガをしてしまいました。
大したことはなかったんですが、とっさにお客様が
「ちょっと待ってて!」
と、消毒液とか絆創膏をすごい速さで出してくれたんです。
探す時間はほとんど0!


そこまで家全体が整って、使いやすくなったのも嬉しいですが
「私のためにこんなに早く薬を用意してくれた」
と思えて嬉しかったんです。


うまく言えませんが
同じことをしてもらうにも、時間がかかるより短時間でしてもらった方が
「一刻も早く対処してあげたい」という気持ちを大きく感じることができるみたい。


おかげで、次の作業にもロス時間ほとんどなしで戻れたのも助かりました。
きっと、ご家族も日々、家の中のあちこちでこんな効果を感じられているはず。


お客様の、依然よりずっと自信に溢れた余裕の表情を見られるのも毎回楽しみになっています。


※ こちらの記事は事前にお客様のご了解をいただいて書いています。ご本人の了解がないかぎり記事にはしません。また、コンサルティングの際は個人の秘密は厳守いたしますのでご依頼の際はご安心ください♪


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 ⇒http://onlyofm.naganoblog.jp/c28468.html

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