衣類の整理収納☆古い物と新しい物

m.maki

2012年02月22日 07:10


去年買ったお気に入りのスカートと、古い針刺し
針刺しは小さいころ、父がお土産に買ってきてくれたもの
私が持っているものの中で一番古いものかもしれない・・・



去年の秋、ふと出会った900円くらいの安いスカート。
これといって特別なブランドでもなく安い普通のスカートなのですが
めったに黒は選ばない私が不思議なんだけど、これはとても気に入っていて
履き心地もラクだし手持ちの服にも合わせやすいから、しょっちゅう着ています。
仕事でもプライベートでも。


このスカート、ウェストの後ろ半分に幅広のゴムが通っているのもラクな理由の一つなのですが、毎週のように着て、洗ってを繰り返すうちに伸びてきてしまいました。
秋に買って、ここまで着用するひとも珍しいかな?と思うけど、好きなんだから仕方ない(笑)


「伸びちゃった・・・」
けれどどうしてもまた、すぐにはきたいと思うと、面倒でも直そうという気になります。
朝、気づいてすぐに針刺しと糸と鋏を取り出してきて、チクチク チクチク・・・
好きなモノに向き合っているときって、すごくシアワセな気持ちになれます。
新しい物を買うよりも、もっと、これを使いたい!と思うくらい好き。


もともと、ちょっとした裁縫は好きなのですが、裁縫に限らず、好きなモノは直してでも使いたくなりますよね。
そういえば以前、妹から貰った壁掛け時計が壊れて、適当に分解し、訳も分からないのに無理やり直したことがあったっけ(笑)


以前の私は、新しい洋服を買う、ということに、とてもワクワクしていました。
今でも、服を買いに行くのは好きだし、お店の中を見ているとワクワクしますが
最近は家にある、決して新しくない服を見ていても嬉しくなります。


どれもお気に入りで、飽きるまで、または古くなるまで着ることが気持ちいい。
と感じられるようになったから。
それをキレイに収納して、整えたり、眺めたり選んだりする時間もシアワセです。



「また、その服着てるの?」
と言われたとしても、全然気にしません。
だって、着たい服を着て気持ちよく過ごせているんだからいいんです。
それに、組み合わせを考えれば何通りにも着られます。
その工夫もけっこう楽しいです。


本当に着すぎて飽きてきた服は、友達や妹に聞いてみて、譲ったり、物々交換したりすることも。


直してでも使うし、今どき・・・かもしれませんが、擦り切れるまで着ちゃいたい。
そう思える洋服だけを手に入れるようにしたら「捨てられない」なんて悩みはなくなります。


「捨てられない」とお悩みの方の多くが
「使い切ってないから捨てられない」という場合が多いです。


使い切りたくなるくらい、直してでも持ち続けたい服なら
いつか、本当に使い切ることができ、そこまでくると手放すのも辛くないはず。
「もう、ここまで使ったんだからいいや」って。


ちなみに、いっぱい着ていると2~3年くらいで、さすがに着れない状態になる服もあり(笑)
意外に、毎年新しい服も購入する必要がでてきて、それはそれで、楽しいです。
古くなっても工夫したり直したりして使い切る楽しさと
新しいものに買い替える(買い足しではないところがミソ 笑)楽しさ
どっちも味わっていただきながら、衣類の収納、楽しんでいただけたらなと思います♪


服の枚数を足していくのではなく
お気に入りの1枚に買い替えていく楽しみ
お気に入りでクローゼットをいっぱいにする楽しみを
徐々に味わっていただけたらいいなと・・・
そうしたら、洋服たちもきっと、喜んでくれるんじゃないかなと思います。

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